急がば回れ | 東進ハイスクール 厚木校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2021年 10月 26日 急がば回れ

 

こんにちは!東進ハイスクール厚木校担任助手の上杉歩己です。

本日は受験生向けの内容となっています!ですが、低学年生の皆さんの今後にも大きくかかわってくることですので、一読頂けたらと思います!!

急がば回れ

知らない人はいないであろうこのことわざですが、今、まさに受験勉強で佳境を迎えようとしている皆さんに今一度思い出してほしいと思っています。

まず、このことわざは、室町時代の連歌師の宗長が詠んだ歌「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」に由来します。

京都に向かうには、琵琶湖を横断した方が早いが、比叡山から吹き降ろされる突風により転覆する船が多かったため、時間はかかっても安全な陸路を選んだ方がよいという様子を詠んだ歌です。

これを受験勉強に置き換えるとするならば、時間がないからと焦って、先へ先へと勉強を進めていくよりは、一度立ち止まってでも、自分の現状を把握して、それに対して確実なアプローチを図る方が最終的に良い結果が出るということです。

例えば、難易度の高い問題集にずっと取り掛かっていて、全く進まないのならば、一度立ち止まって基礎を見直してから取り掛かった方が結果的に効率の良い勉強になるということです。

共通テストまで本日で残り80日となりました。もちろん時間が多く残っている訳ではありませんが、無駄に焦る必要もありません。

残り時間が限られているからこそ、焦らず淡々と自分の弱点と向き合って第一志望校合格を掴み取りましょう!!