学部を決める、ということ。 | 東進ハイスクール厚木校|神奈川県

校舎からのお知らせ

2012年 5月 31日 学部を決める、ということ。



こんにちは!厚木校担任助手の遠藤です。

 

5月も今日でおしまい。最近は日差しから夏の気配が感じられるようになりましたね。

そんな風薫る季節に、僕は今、学部選択で悩んでいるのです。この記事が、文理や学部の決断で同じような悩みを抱えている皆さんの助けとなれば、と思います。

 

東大では、1年生と2年生の最初のうちは学部を決めずに幅広い学問にふれ自分の興味のある分野を探してから、2年の夏ごろに学部を選択、専門課程に進学します。モラトリアム真っ盛りです。

ぼくは東大のこの仕組みにひかれて東大に入学しました。高校2年生の時に訪れたオープンキャンパスをきっかけに、エネルギーの研究に興味を持ち、「大学に入ったらエネルギーの研究をしよう!」と思っていました。高校時代までは。

                                                          

しかし、しかしです。大学に入ったら、目に映る全てが魅力的に見えてくるではありませんか。高2のころよりエネルギー開発に興味があったのですが、大学に入って出会った「地球環境システム」の世界にも惹かれ、東進のスタッフ業務を通じ教育にも興味を持ち出し、最近では認知心理学者や脳科学者として、深遠な人間の知の仕組みを追求することにも興味がわいてきました。要するに、ミーハーな子なんですよ。すごく。

学部を選択するのは6月の5日。もう時間がない!はたしてどの分野がいいのか、その道に進んで将来飯を食っていけるのか、……いろいろ悩んだ末、結局当初興味を持っていたエネルギー研究の道に進むことを決意しました。(ここまで戻ってくる道のりの長かったこと……)ここで学部決定!とおもったのですが、そうは問屋が定休日。まだまだ悩みは続くのでした。

 

なぜか。一口に「エネルギー」と言っても、それに貢献する道筋は山ほどあったのです。まずは発電の種類。原子力工学と太陽光発電工学では、求められる知識が大きく違います。あとは、「工学部」の中の学部も千差万別。たくさん実験をして自然科学を学ぶ学科から、科学だけでなく経済学などを学んで、組織のリーダーあるいはコンサルタントとして研究者をまとめあげていく勉強をする学科まであるのです。

 

技術者として生きるか、コンサルタントとして生きるか、それとも……! 自分の性格、興味、将来の安定性も無視できません。さまざまな要素の中で、自分がどのように社会にコミットしていくか、日々一進一退の思考をしているわけです。結局、締め切りを目前としながら、どの学部のどの学科に進学希望を出すかは、まだ定まっておりません。自分でも情けなくなるくらいですね。

 

皆さんにアドバイスしたいこと、それは「食わず嫌いをしないこと」。いまでこそ、心理学をかじっている僕ですが、高校の時の心理学のイメージは「LIAR GAME」のアキヤマでした(笑)心理学って実はイメージとぜんぜん違うんですよ!

こういう感じで、イメージと実際の学問は大きく違います。それならば、実際の学問の姿を知らないままこの一生を終えてしまうことの、何ともったいないことか。

 本でも、インターネットでも、人づてでもいい。まだ夢が決まっていない皆さんはもとより、もう夢が決まっているという方こそ、アンテナをひろげて、フットワークを軽くして、自分の知らない世界を探ってみてはいかがでしょうか。そのさきにあるものは、もしかしたらあなたが生涯をかけて夢中になるものになりうるのかもしれませんよ。

 

 結局僕がどの学部に行ったか知りたい方は、もう少し後に招待講習や公開授業で厚木校を訪ねてみてください。いろいろとお話いたします!それでは、あり得ないほど長くなってしまいましたが、これにて失礼します。